8月19日 13:00~
「地域ケア会議」を行いました。
今回は、「さが認知症すまいるリーダー」の右近守氏に、戦争体験と認知症と診断されてからの生活についてお話しいただきました。
(左:右近氏 右:小城地域包括支援センター高橋氏)
右近氏は80歳までお仕事をされ、その間に年間100本もの講演を行ってこられたとそうです。
現在は、「戦争を知らない世代に伝えたい」と、学校などを訪れて戦争体験の講話をされています。
認知症と診断をされてからは、昔のことは鮮明に覚えている一方で、最近のことや今起きていることは、すぐ忘れてしまうとお話しされました。
その中で「妻の支えがあるから生活ができている」と奥様への感謝の言葉を語られ、その言葉がとても心に響きました。
戦争体験については「今のことは忘れてしまうが、自分には忘れられない記憶がある。この記憶は自分の使命として多くの人に平和の尊さを伝えたい」と力強く話されました。